私は社会人になってから一年に一つは資格か検定を取得するという目標を立てて、今まで達成しています。
特段自慢できるようなものではないものもありますが、自分自身の中では新しい世界を知る事が出来たり、それによって仕事の幅が広がったり、人の役に立てたりと意味を感じています。
大学受験の時に、医療に興味があり理学療法士の大学と親が進めた教育学を学べる大学を受験しました。
どちらも合格しましたが、その時は教育学を学びたくそちらの大学を選びました。
30歳を過ぎて、やはり医療系に挑戦したいという思いが募り、一人暮らしで介護の仕事という貯金がたまりにくい環境の中で何とか300万円を溜めました。
結果的には受験をして、補欠合格とはなったのですが、諸事情でやめることにしました。
そんな折、朝起きたらいきなり携帯に「警察」と名乗るものから電話があり、細かい事情は避けますが、要約すると外国の詐欺集団に100万円をだましとられました。
医療系の専門学校へ行かないと決めて、必死で色々なものを我慢してきて溜めたあの100万円があれば、こまっている友人へ何かをプレゼントすることもできたでしょうし、自分自身が行きたい海外旅行も行けました。
まだ200万円あるだろう?と思われるかもしれませんが、交通事故により右肩を損傷して退職中の身の上には必要経費に代わってしまう可能性が高い金額です。
私はお金は溜めていざというときの為にという考えて生きてきましたが、これからは自分自身にとって必要と思えることについてはどんどん使っていこうと感じた事件でした。